栃木県の郷土料理【しもつかれ】が度肝を抜いてくる!!
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こんにちは🐷
今回は私の記憶に苦い思い出として残っている栃木県の郷土料理【しもつかれ】についてお話しします!
しもつかれってどんな料理?
ご存じない方も多いでしょうから、簡単に説明いたしますね
調理方法
鮭(新巻鮭)の頭・大豆(節分に撒いた残り)・大根・人参・その他の余り物を細切れにしたり、目の粗い竹製の大根おろし器の「鬼おろし」で粗くすり下ろして酒粕と共に煮込む。地域によっては油揚げを刻んで入れることもある。調味料を一切用いず、鮭や酒粕の量を加減することで味を調整するのが一般的である。また、栃木県の真岡市などでは、これらの材料に少量の酢を入れることもある。
見た目はこんな感じです。これはまだいいほう。
正直中に入っている材料は全然健康に良いし、保存食としてもすぐれていて、魔除けとしても使われている、非常に・・・非常に縁起の良い食べ物です
しかし、しかしね。そんなメリットを吹き飛ばせるぐらいのデメリットが存在していると思っています
👇詳しいレシピなどはこちらのサイト様がわかりやすかったです
しもつかれの苦い思い出
私は小学校、中学校と学校給食でこのしもつかれが一年に一度は必ず出されました
大きな入れ物に大量のしもつかれ
そして教室中に充満する独特な臭い
さらに食べきれないと休み時間まで残される具合です。
大人になった今なら食べられるかもしれませんが、食べたいとは正直思いません。
もちろん郷土料理ですので、おばあちゃんと住んでいる子供は家で食べたりもすることがあり慣れ親しんでおります。
けれども、多くの生徒は家で食べることはそんなにないんです。
見た目と臭いと味とでデメリットが多きすぎるんですよこいつは!!!
私は本当に本当に嫌でけれども食べるしかなく、お昼休みは厠とお友達になっていました…
どんな味なの?そんなやばいの?
苦い思い出だけをみつとこの世の終わりのような味になっていますが、実際のところ10人いたら2人は「私すきだよ~」っていうぐらいの味かと
ただ小学生が食べるには、胸に来るんですよ
鮭の頭が入ってますから若干の生臭さと、酒粕の微妙な甘み、あと大豆のつぶされた触感に大根のすり下ろされたもふぁもふぁ感と絶妙にすべてが組み合わさり、子供たちの間ではゲロだ、と言われていました。
ただこれは、学校給食で食べた私の記憶なのでスーパーなどで売っているものはもっと食べやすくなっている可能性はあります。
見た目は変わりませんが・・・
そもそも栃木県のB級グルメって変わったもの多くね
変わったものというか、不思議なものというか
もちろん、鮎とかお蕎麦とか餃子とかいちごとかラーメンとかおいしいものもたくさんありますし、今あげたものが不味いというわけではありません。
ただ、見た目を考慮しない料理が多いな・・・・・・と個人的に感じているだけです
ただレモン牛乳は割と不評なのは聞いたことがあります。
私飲んだことないんですけどね!!
しもつかれって意外とすごい?
話を戻しますが、たくさん文句を言ってますけれど意外としもつかれは大切な料理といいますか、昔の方々にとっては非常に重要なものです
しもつかれは初午*1に、わらづとに入れて、赤飯と一緒に稲荷神社に供える行事食です。
「七軒の家のいもつかれを食べると病気にならない」「なるべく多くの家のしもつかれを食べると無病息災と言われ、近所の人たちと分け合って食べることが多い
ご近所付き合いにも大切で、神社にお供えする食べ物としても使われてるんですね。
尚ご近所で分け合うのは今も、地域によっては続いているらしいです。
しかも最近では、しもつかれとカレーを合わせた【しもつカレー】なるものが出現し始めているみたいで…ますますのご発展がどうたらこうたら・・・
おわりに
栃木県民ですら好き嫌いが非常にはっきり分かれる郷土料理しもつかれですが、どうです皆さん食べてみたくなりませんでしたか??
是非作ってみて下さい。きっと新境地を開けるはずです
*1:2月最初の午の日