にんにん帳簿

趣味に熱を入れてます。少しでも布教できれば勝ち

忍ミュ10弾初演&再演の違いと感想!運動会楽しかったです。

スポンサーリンク

拝啓 こんにちは

 

つい先日

 ミュージカル忍たま乱太郎 第10弾再演~これぞ忍者の大運動会だ!~

の東京公演が千秋楽を迎えたので、ぽちぽちと記事を作成しています。

f:id:ninnin02020:20191102193454j:plain

 

 ネタバレ等ありますので、まだ見てないよー!という方はご覧になったあとまた足を運んでくださるとうれしいです:)

 

 

 さて早速ですが、わたくし初演で2回、再演で3回見に行きましたので、それぞれの違いやアドリブなど記載していきますね。

(再演は四回行ける予定でしたが、台風で休演になりました…)

 

それぞれの回でのアドリブやハプニング

 

一回目 ~初演と再演での違い~

・大運動会の弾幕をかけるときの山田先生と土井先生の動きが違いましたね。

学園長の後ろで広げてましたがそれをやめて、前でわたわたと少しやっていました

・どんぐりチームが文次郎を抜いて「三人で頑張るぞー」とやっているとき初演ではあとから出てきた文次郎ですが、再演ではあらかじめ意気込んでる三人の後ろで一人寂しく手を出していました。

・その続きで、三木ヱ門&滝夜叉丸が正座するシーンで初演では小平太は横にドーンと座っていましたが、再演では一緒にひっそりと正座していました。

・甘酒売りの二人のリズムに追加のアクションが入ってました。

・滝夜叉丸が優雅に歩くシーンでは滝夜叉丸の歌が追加。薔薇すご…

ついでに反対側では小平太が小声で(恐らく無性音)「薔薇、薔薇」と滝夜叉丸に合わせて動いてました。楽しそうだね。

・乱太郎が伊作の足に包帯を巻くところで、伊作&乱太郎の歌が追加されてます。

 

二回目 ~一回目と二回目の違い~

・筍の声のシーンで山田先生が一回目の時とは違う台詞を話していました。

土井先生は同じ台詞。

・なんと純粋な順位でドクタケが見事一位に踊り出ていました。

その後複数のシーンで「一位だからな」と度々アドリブが…!

・的当ての際に五年生は三人一緒に玉を投げるのですが、そのうちの一つが-百点に…。その後「誰が当てたんだろうな」「おれか?」とのこと結果は不明。

・五年生の川下りで最初に出てくる竹谷がまさかのなかなか出てこず、思わず綾部が「ね。通れないでしょ」と一言。結局出てきた竹谷も焦っていたのかまさかの川にどぼんとイカダから落下していました。

尾浜の「八左ヱ門ーー!!」が地味に面白かったです。

 

・三木ヱ門&滝夜叉丸の正座シーンで、目の前に出された文次郎の拳に対して滝夜叉丸が拳を合わせ、「プシュー」と一言。

 

三回目 ~二回目と三回目の違い~

・筍の声の無茶ぶりシーンで土井先生が文次郎と小平太の真似してました。

・六年生の鍛錬中の歌の部分で小平太がソロで歌っていた時手に持っていた苦無を落してしましましたが、一切動じず歌いながらそれを拾いきちんと決めポーズ。流石です

・玉入れぽいぽいで歌の最後に投げた玉が見事にカゴに入り、伊作が「あっ!」と思わず息を飲むような驚きをあげていました。

そのあと、近くにいたドクタケや四年六年に、「入った」と口パクで嬉しそうに言ってました。

・的当てでボールを投げる際に伊作が段差に肘を強打。痛い痛いしながら横にずれていました。不運は本物…?

・的当てでは、五年生チームの土井先生が投げミスをしてしまいすぐ近くの壁にポテンとあたりました。落ち込む土井先生と土井先生に向かう久々知、竹谷を尻目に尾浜が玉を拾いなおして投げましたがあたりませんでしたね。

・同じく的当てで仙蔵が-百点を打ち抜いてしまい、そのあとのシーンで長次に仙蔵を抜いた「三人で頑張ろう」と言われてました。

そのあとどんぐりチームにアドリブで「土井先生頑張れ!」と言われて項垂れていました。

・最後の種目出発前に、三木ヱ門に一言言われて言い返す滝夜叉丸「なーにがはひふへほっだ!」、これは日替わり台詞なんですかね。

・五年生の川下りで久々知が途中で止まってしまうハプニング

最後は結局落ちてしまい、川に流されたことになっていました。

その際の綾部の「久々知先輩がんばれ」「久々知先輩が流されていく」等の台詞は流石だなと思いました。

・雷に打たれた小平太&文次郎。その後の台詞で文次郎が追加で「スーパースター」と一言。のちのシーンで滝夜叉丸に「潮江先輩は私になりたいんですかね?」と一言いわれていました。

 

キャラクター&役者さんの感想

 

六年生

歴代の中でもバランスの取れたメンバーな気がしました。

 

★善法寺伊作(反橋宗一郎さん)

まずは"おかえり伊作"と全員が思ったことでしょう。

優しい腹黒お兄さん。というイメージがぱっと浮かんでくるような伊作でした。

全体通して、善法寺伊作というキャラクターをすごく理解して演じていましたね。

歌っているときも常に笑顔で、劇中も乱太郎を気にしていたりと流石としか言いようがない細かい演技でした。ご本人も面倒見がいいんでしょう。

台詞の節々で時々中の人が浮かび上がっていましたが(笑)(特にアフターストーリーは全開でしたねw恐らくご本人も楽しんでるかと)

個人的に前伊作役の安達さんは可愛らしい感じでしたので、今回の反橋さんのかっこいい伊作は滅茶苦茶好きです。ギャップすごいよね

 

★食満留三郎(秋沢健太郎さん)

歴代食満の中でもトップクラスに色気のある食満です。兎に角仕草がエロい。

今回はそうでもなかったですが、「伊作」と呼ぶときに胡散臭い台詞がしたのが残念でした。恐らくご本人の演技の癖なのかなとは思います。

鉄双節棍の扱いは結構手慣れてきていて、今回も素晴らしい捌き方でした。

伊作に対する葛藤を見事表現していて、歴代食満役の中でも結構好きな方です。

 

★七松小平太(木村優良さん)

歴代小平太の中でも最も癖がなく、”純粋な七松小平太”でした。

もともと演じるのが難しいキャラクターである小平太を全身全霊で縦横無尽に舞台上を駆け回りながら演じており、非常にいい。好き。

再演の初日のフリートークで「楽しい」と言い思わず涙を零していらっしゃいましたが、本当に純粋に全てを楽しんでいる感じが演技からも伝わってきました。きっと小平太と相性がいいんでしょうね。

苦無の扱いも上手いですが、竹谷を抱えて楽しそうにしているあたり中の方も結構力持ちで体力ありそうです。素で小平太なのかな?

 

★中在家長次(新井雄也さん)

長次はいつも台詞数が少ないのでなかなか癖もなにもないのですが、今回の長次の中の役者さんは無茶苦茶元気です。忍者はガッツの時とかすっごい楽しそうでした。

全体的に常に安定した演技で冷静でした。

ただ、最後のシーンで長次が敵に対して怒るシーンがあるのですが、そこだけはちょっと違和感。もともと長次は笑っているときは怒っている。という難しいキャラクターですが、ちょっと笑顔が少なかったのかなぁ…と

 

★潮江文次郎(渡辺和貴さん)

5年?ぶりぐらいに再び文次郎役として戻ってきてくださいました。

眼力がすっげえ文次郎で、あと結構苦労人ですね。前は3弾4弾あたりに出ていらっしゃいましたが、その頃は七松小平太役の林明寛さんが劇中で本当に自由だったため、そのストッパー役でした。苦労人さん。

今弾でもフリートークでは伊作役の反橋さんに鬼のような無茶ぶりを投げられたり、みんなに冷たい反応されたりと愛されておりました。

 

★立花仙蔵(湯本健一さん)

仙蔵はなぁ…。難しいんですよね。燃える戦国作法。忍術学園一冷静。

今弾でそこがあったかといえば微妙です。きり丸が転倒した後の声の荒げ方、ルート選び等は本当に冷静なのか?と疑問に思ってしまうところでした。どっちかと言えば動揺してるのかな…と思ってします面も多かったかな。

前半はよかった所が多いだけに後半部分のそこに意識が持っていかれてしまいましたね。

ただ細かい仕草は優雅で話し方も知性を感じさせるので役者さんの演技はまさに完璧だったのではないでしょうか。

歴代の仙蔵役の中でもスっとした話し方で私は好きです。

 

五年生

今回も五年生はチームワークがよくて仲良し学年を表してくれていました。

 

★久々知兵助(山木透さん)

今回も安定のかっこよさと冷静さを兼ね備えておりましたね。

寸鉄くるくる回すの本当にかっこいいんでもっとやってくれ。

今回の弾はギャグが結構含まれた弾になっていますが、あの真面目な顔でギャグチックな動きされると滅茶苦茶面白いんでいい演技してるなーと((笑)

 

★尾浜勘右衛門(佐藤智広さん)

一癖も二癖もある癖に可愛いんですよね。ベビーフェイス恐るべしというべきか。

勘右衛門は今の所佐藤さん以外が演じてないので比べられたりはしないですが、この後勘右衛門役をやる方は結構大変なんじゃないかなと思います。

佐藤さんの全身で演じる演技が非常に好きなので、変更来たら結構辛いですね。

 

★竹谷八左ヱ門(栗原大河さん)

真面目と冷静が表情にふとした時にでる竹谷君です。

演技は熱い。アニメよりも全力投球って感じです。そこホントいいです。

勘右衛門との性格の対比がよく描かれているので、そこを注目しながら栗原さんのふとした時の仕草をみるとあ、真面目なんだなってなります。

今回のカメムシ越冬隊うんぬんの所は非常に良かったです!生物委員会としての生き物に対する気持ちが、台詞の言い方で気持ち悪くなって生き物ヲタクみたいでした(笑) 

 

四年生

アイドル学年だなんだといわれていますが、縁の下の力持ち感がありました

 

★平滝夜叉丸(樋口裕太さん)

安定の絶対役者滝夜叉丸in樋口さんです。滝夜叉丸が初めて忍ミュに出てきた時からずっと演じられていますので、出ていない期間合わせると6年目ぐらいの古株です。

文次郎役の渡辺さんとも四弾で共演していましたから、仲いいですよね。二人の掛け合いよかったです。

いつも思いますがなんだかんだ四年生の中で美味しいところを持っていくナルシスト野郎です。

樋口さんの役に対する姿勢がすごくて、フリートーク内で間違えて「俺」と言ってしまった際はやってしまった的な反応をしていました。

ただアニメの滝夜叉丸を演じるのではなく、自分に合うように擦り合わせて自分なりの滝夜叉丸を作り出しているところがプロだなと感じます。

君以外の滝夜叉丸は今の所想像もできません。

 

★綾部喜八郎(大谷誠さん)

話口調がしっかりと綾部のソレで、意外と飄々とした仕草をすることも多く細かいところまで気を使ってるなという印象。

ただ、ちょいちょい焦るシーンでは機敏に動きすぎているような気もします。

綾部もまた雰囲気を出すのが難しいキャラクターですよね。

彼は初演でも再演でも自分にスポットライトが当たっていない時もずっと綾部の動きをしていて、仙蔵に構われたり滝夜叉丸に世話を焼かれたり、三木ヱ門に怒られたりと色々やっていました。素敵。あとアドリブナイスでした!

 

★田村三木ヱ門(三井淳平さん)

正直三木ヱ門の印象あんまりないです。

「サチコ。ファイヤー!!」。特殊アドリブが多かったわけでも自由に動いていたわけでもなく。

サチコの扱いは上手だったな…とは思います。アレよく回せますよね。絶対無理。

あと文次郎に対する反応の仕方と滝夜叉丸に対する反応の仕方の差がよかったです。両極端とまではいきませんが二人への関係性が見られる演技でした。

あと中の方は結構可愛らしい顔してるな・・・・と思いました(笑)

 

★浜守一郎(高畑岬さん)

いや~浜君は一番印象がつけにくいです。というのも、そもそも台詞が突飛なものがないし自由なものもなかったなと…

若干気になったのは声が大きいという設定ですが、正直そんなに大きくなかったかな。

竹谷とか文次郎のほうが普通に大きかったです。そこはマイクの問題なのか台詞の問題なのかはわかりません。

しんべヱの面倒を見ている用具委員のお兄ちゃんというイメージのほうが強いです(笑)

これだけ人数入れば仕方ないですが、もうちょっと出番の欲しい惜しいキャラです

 

 

 

物語の感想

記念すべき10年目の舞台ということで忍たま乱太郎らしさを前面に押し出した物語で非常に楽しかったです。何回行っても楽しめる。

前半のアドリブ含む結果が毎回変わるシステムと後半の緊迫したシリアスチック且つ同室の伊作の信念と食満の葛藤の描き方は思わず「ケマトメ大変だもんな。苦労してるよね」と思いました(笑)

 

個人的に気になった点は

・怪我をしたきり丸を伊作に預けず、「きり丸は私が守る」と言い切った長次

委員会同志の絆とかを考えれば違和感ないですが、伊作を信じきれない印象を私は持ってしまいました。

確かに怪我をした伊作に預けるのは不安が残る行為ですが、学園長が狙われているという状況下の中で、明らかに荷物になるきり丸を連れていくと判断した長次は何故なのでしょうか?

不運委員長と呼ばれる伊作の実力を信頼できなかったのかなと気になりました。

 

・単独で敵を追った仙蔵と何故か全てを知り追いついた食満

これはまぁそんなに気にすることじゃないですが…

きり丸が落下したした後状況を把握した仙蔵は綾部にのろしを上げろと伝えた後単独で敵を追います。その場には長次&怪我をしたきり丸が居たのに冷静な仙蔵が単独で動くでしょうか?

長次と綾部がいるのでその場は大丈夫と判断した可能性もありますが、その時は敵の狙いも分からなかったわけです。ちょっと危険な行為だったのでは・・・と

 

同じく食満は伊作&乱太郎が離脱した後、しんべヱを浜に任せて単独行動取ります。

単独行動中に独自に情報を集めて、敵の存在を知り、のろしを見ていろいろ察したと考えれば伊作を信じての行動ともとれますし、同室本当やべぇなってなりますがちょっと都合がいい展開なのかなとも思いました。

 

 

なんだかんだと書き綴ってきましたが、10弾は私は非常に満足です!!

DVDではそのうちの一公演しか収録されていないのがもったいないぐらい、どの日も色んなことが起きました。これが生で感じることのできる舞台の魅力だよな!!と改めて思いました。

 

Gロッソならではの演出も多く、再演もGロッソでしたが確かにサンシャインではキツイ演出もありましたしね。

再演が決定して、場所もGロッソと聞いたときは、だよな。とも思いましたし、伊作役の反橋さんの離脱など本当に大変なことが起きた時も全スタッフ&キャストが全力で公演を成功させるという意思を見せてくれた時は感動しました。

再演で無事 伊作を見れたときは本当に嬉しかったですし、心からおかえりと。

 

さて、次は学園祭も決まりましたし、私はDVDを楽しみに学園祭への準備もしていこうと思います(笑)

 

 

敬具

 

『ミュージカル「忍たま乱太郎」第10弾 ~これぞ忍者の大運動会だ! ~』 [DVD]
 

 

※後日追記の可能性大